『楽天ふるさと納税』と『ふるさとチョイス』は、楽天ふるさと納税で特に人気のある二つのポータルサイトで、それぞれに特徴的なメリットがあります。
今回は、2024年の最新データを基に、7つの重要な項目を比較し、これらのサイトの違いとどちらがお得かを詳しく解説します。
楽天ふるさと納税とふるさとチョイスの違いを7項目で比較
比較項目 | 楽天ふるさと納税 | ふるさとチョイス |
---|---|---|
特徴 | キャンペーンの還元率が高い
参加自治体や支払い方法も豊富 |
掲載自治体数がふるさと納税サイトの中で1番多い
家電・電化製品や金券などの取り扱いは少ない 2023年以降、高還元率キャンペーンが出現 ふるさとチョイス限定の返礼品がある |
自治体数 | 1607 | 1795 |
返礼品数 | 508206 | 551553 |
キャンペーン還元率 | 最大30.5% ※楽天ポイント |
最大9% ※チョイスマイル |
ポイント利用方法 | 楽天市場での買い物やふるさと納税など | ・Amazonギフト券・楽天ポイント・dポイント・PayPayなどに交換可能
・ふるさと納税に使える |
決済方法 | ・クレジットカード ・コンビニ決済 ・キャッシュレス決済(楽天ペイ、PayPay、Amazon Payなど) ・キャリア決済(au、ドコモ、SoftBank) ・ペイジー ・オフライン決済(銀行振込・郵便振替・納付書払い) ・楽天ポイント払い |
・クレジットカード ・コンビニ決済 ・キャッシュレス決済(楽天ペイ、PayPay、Amazon Pay、メルペイなど) ・キャリア決済(au、ドコモ、SoftBank) ・ペイジー ・オフライン決済(銀行振込・郵便振替・納付書払い・自治体へ直接持参etc) ・ペイデイ |
レビュー機能 | 〇 | △※ |
※ふるさとチョイスでは、感想は見れますが、レビューの件数や5段階評価は見れません(検索画面で『レビュー件数順』などの並び替えもできません)。
楽天ふるさと納税とふるさとチョイスの大きな違いを深掘り比較!
種類の豊富さ(返礼品数・自治体数)
返礼品数はどちらも50万点を超えており、ほぼ違いはありません。
ただ一方で参加自治体の数はふるさとチョイスのほうが多く、いろいろな自治体を比較したいのでしたらふるさとチョイスを見たほうが良いかと思います。
お得さ(ポイント還元やキャンペーン)の比較
- 楽天ふるさと納税: 最大30.5%の還元率を持ち、楽天ポイントとして還元されます。非常に高い還元率が魅力です。
- ふるさとチョイス: 最大9%の還元率となっており、チョイスマイルとして還元されます。楽天ふるさと納税に比べると還元率は低いです。
その他使いやすさ(ポイント利用方法やレビュー機能など)の比較
- 楽天ふるさと納税: 楽天のプラットフォームを利用しているため、楽天市場ユーザーはいつものお買い物の感覚でふるさと納税ができます。
- ふるさとチョイス: ポイント利用が多様(Amazonギフト券・楽天ポイント・dポイント・PayPayなどに交換可能)である点が利点です。ただ一方で、口コミ機能はあるものの、レビューの評価順や評価件数での絞り込み機能がないので、他の人の評価から返礼品を探すことは難しくなっています。
簡単なまとめ
- 楽天ふるさと納税は、非常に高い還元率と楽天市場でのお買い物感覚で寄付ができる利便性が特徴です。
- ふるさとチョイスは、全ポータルサイトで最も多い参加自治体数とポイント利用の多様性が特徴です。
楽天市場の利用者でしたら楽天ふるさと納税が便利&お得ですが、そうでない場合は、キャンペーンの還元率ともらえるポイントの利用方法を考えてお好みのサイトを選べばよいかと思います
楽天ふるさと納税の特徴(メリットとデメリット)
メリット
- ポイント還元: 最大30.5%の楽天ポイントが還元されるキャンペーンが行われていることがあり、これによりユーザーはさらにお得に寄付を行うことができます.
- 多くの自治体との連携: 1607の自治体が参加しており、多くの地域と連携しています.
- 楽天市場との連携: 楽天市場と同じ感覚で利用できるため、楽天市場のユーザーには使いやすいインターフェースが提供されています.
デメリット
- 楽天ID必須: 寄付者は楽天IDを登録する必要があります。これは新規ユーザーにとっては手間になる可能性があります.
- もらえるポイントが楽天ポイントのみ:ポイントは楽天内での利用が主となります。
ふるさとチョイスの特徴(メリット・デメリット)
メリット
- 自治体数が多い:『ふるさとチョイス』はふるさと納税ポータルサイトの中で最も掲載自治体の数が多いため、豊富な返礼品の中から欲しいものを探すことができます。
- 地域の思いが感じやすい:地域貢献するためのクラウドファンディングなど、各自治体の想いが感じられる企画や、寄付先の自治体と繋がれるイベントを多数掲載しています。
デメリット
- 家電商品の取り扱いが少ない:良くも悪くも総務省の方針にとても忠実なので、家電や電化製品の取り扱いがほぼありません。また、時計や自転車などの高級品の取り扱いも少なくなっています
- 楽天と比べるとキャンペーンのポイント還元率が低めです。ただ、2022年まではそもそもキャンペーンでポイントがもらえることがなかったので、過去に比べるとキャンペーンでのポイント還元のデメリットは解消されつつあります
楽天ふるさと納税は楽天を使う人やお得さ重視な人・ふるさとチョイスは寄付先の自治体の思いを詳しく知りたい人におすすめ
このため、楽天市場を使っていたり、楽天カードをもっている人は、楽天ふるさと納税でお買い物マラソンやスーパーセールが行われている時を狙うのが得です。
ただ、それ以外のかたは、必ずしも楽天ふるさと納税のほうが得というわけではないので、家電・電化製品などふるさとチョイスが苦手とするジャンルの返礼品が欲しいわけじゃない限り、両方のキャンペーンをチェックして高還元なものを行っているほうで寄付をすればよいかと思います。
ふるさとチョイスも、最近高還元なキャンペーンをおこなうようになってきましたので。
楽天ふるさと納税&ふるさとチョイスの返礼品還元率ランキング【6000品以上を調査した結果から厳選】
6000品以上のふるさと納税返礼品の還元率を調査した結果から、楽天ふるさと納税とふるさとチョイスで取り扱いのある返礼品の還元率上位を以下記事に載せています。
お得な返礼品を探すのにご活用ください