『ふるさとチョイス』と『ふるなび』は、どちらもふるさと納税で人気のポータルサイトとして知られています。しかし、これら二つのサイトはその特徴が大きく異なります。
この2つのサイトのうち、どちらがよりお得でどちらがよりあなたの目的にあったサイトなのでしょうか?
本記事では、2024年の最新情報をもとに、7つの主要な項目をにおいて『ふるさとチョイス』と『ふるなび』の違いを徹底比較し、どちらがあなたにとって最適なサイトであるのかを明らかにしていきます。
【2024年】ふるさとチョイスとふるなびの違いを7項目で比較
比較項目 | ふるさとチョイス | ふるなび |
---|---|---|
特徴 | 掲載自治体数がふるさと納税サイトの中で1番多い
家電・電化製品や金券などの取り扱いは少ない 2023年から高還元率キャンペーンが出現 ふるさとチョイス限定の返礼品がある |
家電・電化製品の取り扱いが多い
キャンペーンの還元率も高め |
自治体数 | 1795 | 1160 |
返礼品数 | 551553 | 491296 |
キャンペーン還元率 | 最大9% ※チョイスマイル |
最大20% ※ふるなびコイン |
ポイント利用方法 | ・Amazonギフト券・楽天ポイント・dポイント・PayPayなどに交換可能
・ふるさと納税に使える |
・Amazonギフト券・楽天ポイント・dポイント・PayPayなどに交換可能 |
決済方法 | ・クレジットカード ・コンビニ決済 ・キャッシュレス決済(楽天ペイ、PayPay、Amazon Pay、メルペイなど) ・キャリア決済(au、ドコモ、SoftBank) ・ペイジー ・オフライン決済(銀行振込・郵便振替・納付書払い・自治体へ直接持参etc) ・ペイデイ |
・クレジットカード ・コンビニ決済 ・キャッシュレス決済(楽天ペイ、PayPay、Amazon Payなど) ・オフライン決済(銀行振込・郵便振替・納付書払い・自治体へ持参) |
レビュー機能 | △※ | 〇 |
※2024年更新
※ふるさとチョイスでは、感想は見れますが、レビューの件数や5段階評価は見れません(検索画面で『レビュー件数順』などの並び替えもできません)。
ふるさとチョイスとふるなびの大きな違いを深掘り比較!
種類の豊富さ(返礼品数・自治体数)
どちらも返礼品数は50万点近くと豊富です。
一方、参加自治体数はふるさとチョイスのほうがかなり多いので、ふるなびが得意とし、ふるさとチョイスが苦手とする家電・電化製品や時計、自転車などの高級品以外ではふるさとチョイスのほうが選択肢は豊富かと思います。
お得さ(ポイント還元やキャンペーン)の比較
- ふるさとチョイス: 「チョイスマイル」として還元されます。時期にもよりますが、還元率は比較的低めです。
- ふるなび: 「ふるなびコイン」として還元されます。特に最近は最大20%の還元率のキャンペーンを開催することが良くあり、非常に還元率の高いサイトの1つです。
その他使いやすさ(ポイント利用方法やレビュー機能など)の比較
ふるさとチョイスは検索において、レビューの評価数や評価点での絞り込みができないので、他の人の口コミ、レビューの点数を比較してほしい返礼品を探したい場合には少し利用しにくいサイトになっています。
ふるさとチョイスもふるなび、どちらのサイトでもらえるポイントもAmazonギフト券やPayPayなどいろいろな種類のポイントに交換可能です。
簡単なまとめ
ふるなびは、特に家電・電化製品などの返礼品が豊富で、キャンペーンの還元率も高いサイトです。
一方でふるさとチョイスは参加自治体が多いため、肉や魚介類、それに各種定期便などを幅広い自治体から探すことができます。
このため、基本的にはふるなびで探し、ふるなびに掲載されていない自治体も含めて探したい場合にはふるさとチョイスを見てみるのがおすすめです。
ふるさとチョイスの特徴(メリット・デメリット)
メリット:
- 掲載返自治体が多い:『ふるさとチョイス』はふるさと納税ポータルサイトの中で最も掲載自治体が多いサイトです。このため、探せる返礼品の数が非常に多くなっています。
- 豊富な決済方法:寄付の際に使える決済方法が豊富で、従来のふるさと納税だけでなく、クラウドファンディング形式の寄付も可能です。
- ふるさとチョイス限定の返礼品:ふるさとチョイス限定の返礼品が提供されています。
デメリット
キャンペーンの還元率が低めでした。元々、独自のポイント制度がなく、寄付をしてもキャンペーンでのポイント還元がないサイトでした。
ただ、2023年に入ってから『チョイスマイル』というポイント制度が登場し、このデメリットは解消されつつあります。
ふるなびの特徴(メリット・デメリット)
メリット:
- 多様な返礼品: 『ふるなび』は電化製品を含む多様な返礼品を提供しています。
- ポイント交換制度: 寄付金額の一部が「ふるなびコイン」として返ってきます。そしてこのコインはAmazonギフト券、PayPay残高、dポイントなどさまざまなポイントやギフト券に交換できる利点があります。
デメリット:
- レビュー数やレビューの評価による絞り込みができないので、高評価な返礼品などが探しにくい
- 掲載自治体数と返礼品数: 『ふるなび』はふるさとチョイスに比べて、掲載している自治体数や返礼品数が少なくなっています。
ふるさとチョイスは他のサイトには載っていない返礼品を探したい人・ふるなびは家電・電化製品が欲しい人におすすめ
ふるなびとふるさとチョイスを比べると、2022年まではポイント還元が欲しければふるなび一択でした。
ただ、2023年からふるさとチョイスでも『チョイスマイル』というポイント制度と高還元率なキャンペーンが開始され、差は少なくなりつつあります。
このため、電化製品・家電が欲しい場合や、他の人のレビューの評価を見て返礼品を選びたい場合はふるなびがおすすめですが、そこにこだわりがない場合は、両方のキャンペーンをチェックして高還元なものを行っているほうで寄付をすればよいかと思います。
ふるさとチョイス&ふるなびの返礼品還元率ランキングTOP50【6000品以上を調査した結果から厳選】
6000品以上のふるさと納税返礼品の還元率を調査した結果から、ふるさとチョイスとふるなびで取り扱いのある返礼品の還元率上位を以下記事に載せています。
お得な返礼品を探すのにご活用ください
≫【2024年】ふるさとチョイスの返礼品還元率ランキングTOP200
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