※2018年9月末をもってnoma-styleにおけるふるさと納税の受付は終了しました。返礼品の一部は、同じ運営会社が運営するF-styleに引き継がれています。
※f-styleの運営会社を調べた記事は以下をどうぞ。
※ふるさと納税詐欺かを見分ける方法の詳細は以下記事をどうぞ。
noma-style(ノマスタイル)ってなに?
ファッションや赤ちゃん用品を扱う、ふるさと納税のサイトの1つだよ。
■ジェラートピケなどの女性向けブランド
■エルゴベビーなどの子供・赤ちゃん向けブランド
noma-style(ノマスタイル)の評判と運営元を調べることになったきっかけ
服や赤ちゃん用品が手に入るのは嬉しいね。
そうだね。……でも、noma-style(ノマスタイル)は新しいサイトだから、ちょっと気になる点もあるよね
noma-style(ノマスタイル)は、公式サイト上で、福島県南相馬市公認のNPO『相馬救援隊』が運営しているサイトとうたっています。
でも、そうは言っても新しいふるさと納税サイトですので、どうしても1つの不安がよぎります。
それが詐欺。
最近、ふるさと納税でもいくつか偽物の詐欺サイトが出現しています。
たとえば、宮崎県日南市へのふるさと納税サイトを偽装したサイト『ATLIFESHOP』。楽天のふるさと納税サイトの宮崎県日南市のページでも次のような注意喚起がされているサイトです。
この『ATLIFESHOP』を通じて日南市にふるさと納税の寄付をしようとしても返礼品は送られてきません。それどころか、日南市と連携していない以上、寄付の控除もされません。
寄付金額を丸々損してしまいます。
ふるさと納税でお得に返礼品をGETしようとしたのに、詐欺にだまされるなんてイヤ!
そうだよね。だから、新しいふるさと納税サイトを使うときは、詐欺のサイトではないか見極める必要があるんだ。
「ふるさと納税のサイトが詐欺サイトかどうか?」を見極めるポイントはシンプルです。次の2つのどちらかを満たしているかを確認します。
- 自治体のサイトに該当サイトが『ふるさと納税の寄付先』として掲載されているか
- 自治体のサイトに該当サイトの運営団体が『提携団体』として掲載されているか
ふるさと納税の返礼品のやりとりや寄付の控除をするなら、そのサイトは、各自治体と提携している必要があります。そのため自治体と公式に提携しているかどうかが見極めるポイントになります。
評判や口コミはやろうと思えば偽造できる。だから、自治体公式サイトを見るのが1番確実!
この考えにしたがって、ふるさと納税サイト、noma-style(ノマスタイル)を調査してみました。
信頼できる?詐欺サイト?ふるさと納税のnoma-style(ノマスタイル)調査結果
どうやって調べるの?
面倒なんだけど、順を追って、自治体とサイトの繋がりを追っていく感じだね
noma-style(ノマスタイル)を調べるのに、このサイト自身の記述を鵜呑みにするわけにはいきません。noma-style(ノマスタイル)が勝手に『自治体公認』『運営団体はNPOの相馬救援隊』と語っている可能性もあります。
このため、まずはnoma-styleで運営団体と書かれているNPO『相馬救援隊』のサイトを見てみました。本当にこのNPOがnoma-styleを運営しているか調べるためです。
調べた結果ですが、NPO『相馬救援隊』のサイトには確かにnoma-styleを運営していると記載があります。
このため、NPO『相馬救援隊』がnoma-style(ノマスタイル)を運営している、というのは間違いないようです。
両方が『相馬救援隊はnoma-style(ノマスタイル)を運営している』って言っているから、相馬救援隊⇔noma-style(ノマスタイル)の繋がりは問題なさそうだね
したがって、次に、このNPO『相馬救援隊』が南相馬市と提携しているか、を調べます。
NPO『相馬救援隊』と南相馬市が提携していれば、運営サイトである『noma-style(ノマスタイル)』は、南相馬市と公式に提携していることになりますので。
そして、調べた結果ですが、結論から言うと、
提携していました!
南相馬市のふるさと納税のページにある『寄付の対象となるNPO団体等の一覧』というファイルにきちんとNPO『相馬救援隊』の名前が記載されていました。
※南相馬市のふるさと納税のページにある『寄付の対象となるNPO団体等の一覧』のファイルより抜粋
というわけで、
『noma-style』は福島県南相馬市と公式に提携しているふるさと納税サイトです!
noma-style(ノマスタイル)を調べた結論:詐欺とか疑ってすいませんでした!
『noma-style(ノマスタイル)』さん、疑って本当にすいません!
でも、これくらいしっかり調べないと詐欺かどうか見極められないので、許してほしいなぁ、とおもう次第です。
正直、ふるさと納税の詐欺サイトもできている以上、総務省が、『ふるさと納税提携サイト一覧』とか公開しておくべきだとおもうんですよね。そうすればこんな風にいちいち調べなくてもいいんですから。
ただ、現状そういうものは公開されていません。
このため、新しいふるさと納税サイトを使う際に、「詐欺サイトじゃないかな?」と迷ったら、今回わたしが調べたように自治体のページを見てみて、公式に提携先として指定されているか調べてみてください。
「そんなことやってられない!」ということであれば、
そして『noma-style』など、詐欺でないことが確定しているサイトを使うようにこころがけると良いのではないでしょうか。
ふるさと納税で得しようとして詐欺に遭うのはばかばかしいので。