ふるさと納税サイト『まいふる(イオンのふるさと納税)』の使い方とそのメリット・デメリットをご紹介します!
2024年最新版|まいふる(イオンのふるさと納税)の概要
掲載自治体数 | 351 |
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返礼品数 | – |
もらえるポイント | WAONポイント |
ポイント利用方法 | イオングループやWAON POINT加盟店で利用可能 |
ポイント有効期限 | 1年間のポイント加算期間を含む最大2年間※ |
まいふるは、イオンが運営するふるさと納税サイトです。2023年9月オープンとかなり後発ですが、母体となるイオンのブランド力と、『イオン系列のカード利用ならいつでも5%還元』というお得さで支持が広まっています。
ただ一方で、オープン当初の掲載自治体数である158に比べればかなり拡大したもののまだ掲載されている自治体が少ない、つまり返礼品の選択肢が少ないことや、サイトの動作がか重いというデメリットもあります。
まいふる(イオンのふるさと納税)のお得な点・損な点8つ(メリット・デメリット)
まいふるのメリット・デメリットを簡単に整理します。
・イオンカード・イオン系列のカード・イオンpayでいつでもポイント5%還元
・キャンペーン開催時はさらにポイント還元
・イオンゴールドカードの『年間50万円(税込)以上利用』の条件達成にふるさと納税を利用できる
・WAONポイントで寄付ができる
・ポイントの有効期限が比較的長い
・イオンカードがないと0.5%しか還元されない
・掲載自治体・返礼品がまだ少ない
・決済方法がクレジットカード・AEON Pay・WAON POINTのみ
・サイトの動作が重い
まいふるのメリット5つ
イオンカード・イオン系列のカード・イオンpayでいつでもポイント5%還元されてお得
まいふる(イオンふるさと納税)では、イオンのマークがついているクレジットカードもしくはAEON Pay(イオンペイ)を利用すると、いつでもポイントが10倍になります。
基本の還元率が0.5%なので、10倍で5%還元です。
『キャンペーンにエントリーすれば』などの条件で5%以上還元されるサイトは他にもありますが、『いつでも5%還元』というサイトは中々ありません。
なお、イオンJMBカードのクレジット払いだと、JALのマイルが基本の5倍貯まります(WAON POINTの2分の1のマイル数が貯まる)。
まいふるでキャンペーン開催時はさらにポイント還元
まいふるはイオン系列のクレジットカードもしくはAEON Pay(イオンペイ)の利用でいつでも5%還元ですが、それに加えてさらにキャンペーンも開催されます。
これらのポイントアップ効果は重複しますので、キャンペーン時はさらにお得!
2024年11月・12月でしたら、『年末還元祭』で最大15%がさらに還元されます。
イオンゴールドカードの『年間50万円(税込)以上利用』の条件達成にふるさと納税を利用できる
イオンゴールドカードは、イオンカードで年間50万円(税込)以上お買い物をした人に発行されるランクアップカードです(詳細)。
入会費年会費無料なのに通常のイオンカードよりも特典が増え、お買い物の際の割引やポイント還元もアップするお得なカードです。
そして、まいふるでのふるさと納税も、この『年間50万円(税込)以上のお買い物』に当てはまるので、まいふるでふるさと納税をすることで、イオンゴールドカードの条件達成にグッと近づけます。
■参考:イオン運営サイトの記事
WAONポイントで寄付ができる
まいふるは現金・クレジットカードだけでなく、WAONポイントを使っての寄付もできます。
このため、まいふるでふるさと納税をしてWAONポイントを貯める→そのWAONポイントを使ってまいふるでふるさと納税を行う、といったこともできます。
ポイントの有効期限が比較的長い
WAONポイントの有効期限は、『ポイントを獲得した月の2年後の月末』です。図で説明したものが以下です。
※イオン公式サイトのQ&Aより引用
他のふるさと納税サイトでもらえるポイントの有効期限は以下の通りです。
- 楽天ポイント(楽天ふるさと納税):キャンペーンによって異なるが、所得の翌々月末など
- ふるなびコイン(ふるなび):12ヶ月
- さとふるマイポイント(さとふる):最後にポイントを獲得した月から1年間
数ヶ月~1年でポイントの期限が切れるのに対し、WAONポイントは有効期限が2年間あり、使い道をじっくり選ぶことができます。
まいふるのデメリット4つ
イオンカードがないと0.5%しか還元されないので損
まいふるは、イオンカードかイオンペイを使っていればいつでもポイント10倍で5%還元されます。
ただ、逆に言うと、イオンカードを使っていないと、0.5%しか還元されません。
多くのふるさと納税サイトの基本的なポイント還元が1%なので、それ以下です。イオンカードを利用しないなら、他のふるさと納税サイトを利用したほうがお得かと思います。
掲載自治体・返礼品がまだ少ない
まいふるの掲載自治体数は351です。オープン当初の掲載自治体数である158に比べればかなり拡大したものの、4大ふるさと納税サイトと呼ばれるサイトの掲載自治体数と比べるとかなり見劣りします。
■4大ふるさと納税サイトの掲載自治体数
※2024年11月時点
掲載自治体が少ないということは、そのまま返礼品の種類の少ないということに繋がります。まいふるでは、毎月、新規掲載自治体が増えていますが、現状はまだちょっと少ないと言わざるを得ません。
決済方法がクレジットカード・AEON Pay・WAON POINTのみ。コンビニ払いなどは利用不可
まいふるの決済方法は
- クレジットカード
- AEON Pay
- WAON POINT
の3つのみです(2024年11月時点)。
ふるさとチョイスが14種類もの決済方法を用意しているのに対し、かなり使える決済の数が少なめです。
まいふる公式サイトの動作が重い
まずは、まいふるのTOPページを開いてみてください。
どうしょうか?スムーズに開きましたでしょうか?回線が相当高速なかたであればスムーズかもしれませんが、そうでないかたは完全に開くまで10秒近くかかったのではないでしょうか。
いずれ解消すると思うのですが、2024年現在、まいふるはサイトの表示速度が遅く、1つ1つの動きが重くなっています。実際、サイト表示速度を図るGoogleのツールであるPageSpeedInsightsを利用して、まいふると他のふるさと納税サイトの表示速度を図ると、以下のようになります。
■各サイトの表示時間
※ざっくりとですが、画像に記載のLCPは、サイト内のメインコンテンツが表示されるまでの時間、FCPは最初のコンテンツが表示されるまでの時間を示しています。
他のサイトと比べて、明らかにまいふるが遅くなっています。
サイトの動きが重いと、返礼品を検索するのも手間がかかるので、早く解消してもらいたいものです…。
まいふるのメリット・デメリットまとめ
まいふるは、イオンのマークがついているクレジットカードもしくはAEON Pay(イオンペイ)を利用すると、いつでも5%還元になるという大きなメリットがあります。
ふるさと納税でWAONポイントが貯まりますので、イオン経済圏をがっつり利用している方には大きなメリットがあるサイトです。
ただ一方で、イオンのマークがついているクレジットカードを利用しない場合は還元率が0.5%と低く、あまりメリットがありません。
良くも悪くもイオン系列のカード利用者に特化したサイトとなっています。
まいふるでふるさと納税するならいつがお得?
キャンペーンが行われている時期が特にお得です。ねらい目の時期としては、
- まいふるがオープンした9月
- ふるさと納税繁忙期である11月、12月
がお得なキャンペーンが行われやすいです。
実際、2024年には9月に『まいふる1周年大感謝祭(抽選でWAON POINT最大55%還元)』が、2024年11月・12月に『年末還元祭(抽選でWAON POINTを最大30%還元)』が行われましたので。
まだまだキャンペーン中👍まいふる1周年大感謝祭♪
期間中、ふるさと納税サイト「まいふる」にて、対象のイオンマークのカードで10,000円(税込)以上寄附すると、抽選でWAON POINTを最大55%進呈🎉
※イオンJMBカードも対象
※進呈上限あり▼詳しくはこちらhttps://t.co/x3blJmYiBT pic.twitter.com/jHmWElVd76
— イオンカード【公式】 (@AEONCARD_jp) October 1, 2024
まいふる(イオンのふるさと納税)のお得な使い方とふるさと納税のやり方
①まいふるの計算シミュレータで控除上限額を調べる
まいふる公式サイトのシミュレーターを使い、年収や家族構成から控除上限額(ふるさと納税できる金額の上限)を計算します。
②【キャンペーン開催時に】【イオンカードを使用して】寄付先の返礼品・自治体を探して申し込む
まいふる(イオンふるさと納税)にて欲しい返礼品や寄付する自治体を決定します。まいふる公式サイトの人気ランキングやこちらの還元率ランキングなども活用すると、お得な満足度の高い返礼品を得やすくなります。
また、よりお得に利用するためには、2024年11月・12月の『年末還元祭』などのキャンペーンにエントリーの上、イオンカードを利用して寄付をするのが重要です。
なお、ワンストップ特例を利用する方は、この寄付の申し込み時に『ワンストップ特例制度申請書』の送付を希望するようにしてください。
③返礼品と寄付金証明書を受け取る
返礼品の提供業者から返礼品が、自治体から寄付金受領証明書が届きます。この寄付金受領証明書は確定申告の時まで保存が必要です。
ワンストップ特例を利用する場合は確定申告する必要はありませんが、何らかの申告漏れがあった際のため、寄付翌年の6月頃までは保管するのがおすすめです。
④ワンストップ特例の申請書を送る/確定申告をする
ワンストップ特例を希望する場合、自治体から届いた申請書を記入し、必要書類(マイナンバーカードのコピーなど)とともに自治体に郵送します。ワンストップ特例の申請書に記入する内容は、氏名、住所、マイナンバーなどです。特にややこしい箇所はないので、5分もあれば必要項目を全て記入できるかと思います。
ワンストップ特例を利用する場合は、この申請書の送付で手続きは終了です。なお、『自治体から親書が届かない』『申請書をなくしてしまった』という場合は、こちらの総務省のページからワンストップ特例の申請書をダウンロードできます。
寄付した自治体数が6以上あるなどの理由で確定申告を行う場合は、寄付金受領証明書を添付し、税務署で手続きを行います。
まいふる(イオンのふるさと納税)利用時の注意点
イオン系列カード・AEONPay(イオンペイ)の利用必須!利用しないと0.5%還元に
繰り返しになりますが、まいふるでは、イオン系列カード・AEONPay(イオンペイ)を利用しないとポイント還元が0.5%になってしまいます。必ずイオン系列のカード・AEONPay(イオンペイ)を利用するようにしてください。
一部のイオンカードはWAONPOINTが貯まらないので注意
2024年現在、以下に記載のイオン系列のカードでは、WAONポイントが貯まりません。WAONポイントが貯まるのは、イオンマークのカードのクレジット払いでWAON POINTが進呈されるカードのみです。
なお、以下に記載のカードは記事執筆時点の情報なので、最新の情報はイオン公式サイトに記載の『よくある質問:WAON POINT進呈対象外のカードはありますか。』をご覧ください
- イオンJMBカード (JMBWAON一体型)※
- イオンバリューカード<VIP>
- JQ SUGOCA
- JMB JQ SUGOCA
- イオンシニアクラブカード
- I Love 代官山カード
- マイスターカード
- JR北海道法人旅行札幌ビジネスカード
- 法人カード
- ソフトバンクテレコムカード
※イオンJMBカードはWAONポイントの代わりにJALのマイルが貯まります
まいふる(イオンのふるさと納税)に関するよくある疑問
クレジットカードの名義人と寄附者が違っても大丈夫?
ダメです。
妻しかイオンカードを持っていないから…、夫しか持っていないから…といった理由で、WAONポイント増やすために別の人のカードを使いたくなるかもしれませんが、それはNGです。
寄附のお支払いにご利用されるクレジットカードの名義人と寄附者が同一でない場合、寄附金控除が受けられません。くれぐれもご注意ください。
クレジットカード決済の支払回数は選択できる?
できません。一括払いのみ対応です