ふるさと納税サイト『auPayふるさと納税』のメリット・デメリットとポイント交換を利用してお得に寄付をする裏技・使い方をご紹介します!
auPayふるさと納税の概要
掲載自治体数 | 1600以上 |
---|---|
返礼品数 | 709866 |
キャンペーンでもらえるもの | Pontaポイント(auPAYマーケット限定) |
ポイント有効期限 | 1年後など(取得方法によって異なる) |
※2024/12/9時点
auPayふるさと納税はKDDIと、その子会社である『auコマース&ライフ株式会社』が運営するふるさと納税サイトです。
元々はそれほど大きなサイトではなかったのですが、KDDIが運営するだけあり、年々掲載自治体数を増やしていき、現在では掲載自治体数1600以上・返礼品数709866と
などの大手ふるさと納税サイトの掲載自治体数1400~1700と変わらない規模となっています。
なお、このauPayふるさと納税でもらえるポイントはPontaポイントですが、キャンペーンでもらえるのは、ほとんどがauPAYマーケットでしか使えないポイントですのでご注意ください。
auPayふるさと納税のお得な点・損な点(メリット・デメリット)
auPayふるさと納税のメリット・デメリットを簡単に整理します。
・『お得なポイント交換所』や『リクルートポイント⇔Pontaポイント交換』の活用での利用で安くふるさと納税可能
・三太郎の日などのキャンペーン利用でポイント20%還元も
・買い得メンバーズでauPayマーケットのポイントアップ効果に繋がる
・auかんたん決済で決済可能
・買い得メンバーズのポイントアップ効果は受けられない
・キャンペーンでもらえるポイントはauPAYマーケット限定のPontaポイント
・PontaパスかauPayカード会員じゃないとあまり還元率が高くない
・ポイントアップの条件になっているPonta会員が有料
auPayふるさと納税のメリット
お得なポイント交換所やリクルートポイント⇔Pontaポイント交換の活用で安くふるさと納税可能
auPayマーケットには、お得なポイント交換所という、『Pontaポイント(加盟店であればどこでも使えるもの)』を『Pontaポイント(auPayマーケット限定)』に変えることで、ポイントが1.5倍になるサービスがあります(auPayカード所持など条件あり。詳細はこちら)。
そして実は、このサービスで増やしたPontaポイント(auPayマーケット限定)は、以下の公式サイトの説明にもあるように、なんとふるさと納税の寄付にも使えます。
※お得なポイント交換所の説明ページより引用
つまり、2000Pontaポイントをお得なポイント交換所で3000Pontaポイント(auPayマーケット限定)に変えてふるさと納税で使えば、実質1000円分安くふるさと納税をすることができるんです。
また、さらに、2024/1/1~2025/1/31までの期間限定で、リクルートポイントをPontaポイントに交換するとポイントが2倍になるキャンペーンが開催中!
リクルートポイント【1ポイント】をPontaポイント【1ポイント】+Pontaポイント(auPayマーケット限定)【1ポイント】の合計2ポイントに交換できるんです。
そして、これらのPontaポイント(auPayマーケット限定)は、auPayふるさと納税で利用可能!これらの交換サービスを利用することで、auPayふるさと納税での寄付を格段にお得にすることができます。
三太郎の日などのキャンペーン利用でポイント20%還元も
毎月3のつくである3,13,23日に開催される『三太郎の日』や、不定期キャンペーン(開催中一覧)を利用することで、5~30%程度のポイント還元を追加でもらえます。
ただ、極端に還元率が高いものは基本的に抽選でのポイント付与となりますので、現実的に狙えるのは初めての寄付で最大10%還元と三太郎の日、不定期キャンペーン(開催中一覧)が同時開催されている日を狙っての20%還元程度が限界だと思います
※Pontaパス・auPayカード必須。ポイントアップの方法など詳細は『auPayふるさと納税のキャンペーンでポイント20%以上のお得な日とやり方』で解説しています。
買い得メンバーズでauPayマーケットのポイントアップ効果に繋がる
買い得メンバーズとは、auPayマーケットのサービスで、条件を達成すると、その達成条件によって毎月のお買い物のポイント還元率がアップするサービスです。
そして、auPayふるさと納税の利用はそのポイントアップ条件の1つとなっていますので、auPayふるさと納税を利用することで、その月のauPayマーケット全体の買い物の還元率がアップさせることができます(公式サイト詳細)。
■買い得メンバーズのポイントアップ条件
項目 | 条件 | ポイント還元率 |
---|---|---|
au Pay カード/au Pay 残高で支払い | au Pay カードで支払い | +1.5% |
(au Pay 残高で支払い) ※au Pay カード |
(+1%) | |
上記に加えPontaパス会員 | +1% | |
au/UQ mobile回線ご利用 | +1.5% | |
au Pay ふるさと納税寄附 | 左記ショップを5000円以上利用でその月のポイント還元がアップ | +3.5% |
au Pay マーケット ダイレクトストア/リカーショップでの購入 |
左記ショップを5000円以上利用でその月のポイント還元がアップ | +1.5% |
合計 | +9% |
auかんたん決済で決済可能
auPayふるさと納税はでは、各種クレジットカードのほか、auPAY、Pontaポイント、au Walletポイント、そしてauかんたん決済が使えます。
auかんたん決済であれば、月ごとの支払いと一緒にふるさと納税も支払えるので手間をかけずに利用できます。
auPayふるさと納税のデメリット
買い得メンバーズのポイントアップ効果は受けられない
メリットの項目で、auふるさと納税を利用することで、買い得メンバーズの条件を満たせることをご紹介しました。
ただ、実はauPayふるさと納税の寄付は、この買い得メンバーズによるポイントアップの効果を受けられません(公式Q&Aより)。
auPayふるさと納税の利用がポイントアップの条件と入ってはいるけど、そのポイントアップの効果を、auPayふるさと納税では受けられないんです。ちょっと釈然としませんよね……。
キャンペーンでもらえるポイントはauPAYマーケット限定のPontaポイント
auPayふるさと納税のキャンペーンでもらえるPontaポイントは、そのほとんどがauPAYマーケット限定です。
ローソンなどのPontaポイント加盟店で使えないので、利用の幅が限られます。
PontaパスかauPayカード会員じゃないとあまり還元率が高くない
PontaパスとauPayカードの利用で+5%還元される三太郎の日が代表的なのですが、最近のauPayふるさと納税のキャンペーンは、上記サービスの会員でなければ、あまりポイント還元がされません。
ポイントアップの条件になっているPonta会員が有料
auPayカードは年会費無料なのでまだハードルが低いのですが、Pontaパスは有料です。
クーポンなどがもらえるので元はわりと簡単に取れますが、ふるさと納税のために有料サービスに入るというのは難しいので、ポイント還元率を上げるハードルが高めになってしまっています。
auPayふるさと納税のメリット・デメリットまとめ
auPayふるさと納税は、お得なポイント交換所を活用して増やしたポイントでふるさと納税可能だったり、三太郎の日などを活用することでポイント還元を得ることができるふるさと納税サイトです。
ただ一方で、Pontaパス会員であるかauPayカードを所持していないとあまりポイント還元を得られないという欠点があります。
ポイント交換所の活用や、買い得メンバーズのポイントアップもそうですが、auPayふるさと納税を使うなら、元々auPayマーケットやKDDI系列のサービスをガッツリ使っているほうがお得です。
もしそうじゃないなら、他サイトの利用を検討しても良いかもしれません。
いつがお得?auPayふるさと納税のお得な日
キャンペーンの還元率は、
- Pontaパス非会員:買い回りセール(お買い物ラリー)が行われているとき
- Pontaパス会員・auPayカード所持者:年末付近の、Pontaパス会員 or auPayカード所持者優遇キャンペーンが行われているとき
がお得です。ただ、買い回りセール(お買い物ラリー)は近年あまり行われていないので、基本的には、Pontaパス会員・auPayカード所持者のどちらか条件を満たし、三太郎の日となんらかのキャンペーンが重なっている日を狙うのが良いと思います
キャンペーンの時期などのより詳細は『auPayふるさと納税のキャンペーンでポイント20%以上のお得な日とやり方』でご確認ください。
auPayふるさと納税の特にお得なおすすめ返礼品の探し方
aupayふるさと納税公式サイトでは、人気ランキングのほか、『おすすめ返礼品特集』などのコンテンツがありますので、そちらを見ると欲しい返礼品を探しやすいかと思います。
また、お得な返礼品が欲しい方はauPayふるさと納税返礼品還元率ランキングなども活用してみてください。
auPayふるさと納税の仕組み・使い方
①auPayふるさと納税の計算シミュレータで控除上限額を調べる
auPayふるさと納税公式サイトにあるシミュレーターを使い、年収や家族構成から控除上限額(ふるさと納税できる金額の上限)を計算します。
②会員登録し、寄付先の返礼品・自治体を探して申し込む
auPayふるさと納税にて欲しい返礼品や寄付する自治体を決定し、ふるさと納税を申し込みます。
なお、ワンストップ特例を利用する方は、この寄付の申し込み時に『ワンストップ特例制度申請書』の送付を希望するようにしてください。
③返礼品と寄付金証明書を受け取る
返礼品の提供業者から返礼品が、自治体から寄付金受領証明書が届きます。この寄付金受領証明書は確定申告の時まで保存が必要です。
ワンストップ特例を利用する場合は確定申告する必要はありませんが、何らかの申告漏れがあった際のため、寄付翌年の6月頃までは保管するのがおすすめです。
④ワンストップ特例の申請書を送る/確定申告をする
ワンストップ特例を希望する場合、自治体から届いた申請書を記入し、必要書類(マイナンバーカードのコピーなど)とともに自治体に郵送します。ワンストップ特例の申請書に記入する内容は、氏名、住所、マイナンバーなどです。特にややこしい箇所はないので、5分もあれば必要項目を全て記入できるかと思います。
ワンストップ特例を利用する場合は、この申請書の送付で手続きは終了です。なお、『自治体から親書が届かない』『申請書をなくしてしまった』という場合は、こちらの総務省のページからワンストップ特例の申請書をダウンロードできます。
寄付した自治体数が6以上あるなどの理由で確定申告を行う場合は、寄付金受領証明書を添付し、税務署で手続きを行います。
auPayふるさと納税利用時の注意点
買い得ルーレットはふるさと納税は対象外
au PAYマーケットでは、購入金額に応じて、翌月クーポンがプレゼントされる『買い得ルーレット』があります。
auPayふるさと納税はau PAYマーケットのサービスの一部なので、一見このサービスの対象になりそうに見えますが、残念ながら買い得ルーレット詳細ページにも記載のあるように、auPayふるさと納税は対象外です。
※公式サイト『買い得ルーレット詳細ページ』より引用
寄附をポイントで支払った場合、ポイント利用分はポイント還元の対象になりません
auPayふるさと納税では、メリットのところにも記載したように、お得なポイント交換所などでポイントを増やすことで、お得にふるさと納税を行えます。
ただ、残念ながら、このポイントで払った分の寄付は、ポイント還元の対象にならなくなってしまいます。
■(参考)auPayふるさと納税公式Q&Aより
auPayふるさと納税に関するよくある疑問
寄附の返礼品に不備・配送遅延があった。どうしたらよい?
auPayふるさと納税では配送業務を行っていないので、寄附受付完了メール、マイページに掲載されている返礼品に関するお問い合わせ先へ連絡をしてください